先日は春休みという事もあり、
リアルタイムで参加し、ディスカッションでは質問等もしてくれ、
活気のある有意義な時間となりました。
講義の方は、毎回の事ながらかなりの駆け足で、
やはりシェークスピアとゴッホを一回ずつに分けるべきだったと、
しかし、文学、絵画、音楽、哲学、宗教等は
時代や、
どんなに優れた人間も、
どんなに立派な人間も、
どんなに地位が高い人間も、
芸術や音楽の前では平等で、
尚且つ神から送られてくる運命の前には無力であり、
自らの傲慢を省みなければなりません。
その様な、当たり前でありながらも、
本当に難しい問題が、
多くの芸術家たちによって人間に絶えず突き付けられているように
その問いを、どのレベルで、またどのくらい謙虚に受け止めるか
こちら側の受け止め方で、芸術の価値も変わるのかも知れません。
勉強はまだまだ長い道のりです。
イデア・ミュージック・アカデミー
学院長 中西誠
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