新しくイデアの講師になった 李仁香 海外特任講師が、2月25日にパリ郊外Evryという街で開催されたリサイタルに出演し、その模様を伝えてくれました。

以下、リサイタルに寄せて綴られた想いです・・・。

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多くの作曲家たちは旅先でたくさんのインスピレーションを受け、音楽を創作していますが、今回は異文化に魅せられて作られた曲たちを中心にプログラムを組んでみました。

時にはその国の風景であったり、時にはダンスあったり。曲のあちらこちらにきっと当時作曲家たちが耳にしたであろう各国の民謡のメロディ、リズムたちが散りばめられています。

ラモー、スカルラッティから始まり、ドビュッシー、リストが描いたヴェネチアとナポリ、サン・サーンスのアフリカンファンタジーにはチュニジア民謡のメロディが。

Carnet はフランス語で、日記、手帳。Voyage は、旅。Sonore は、音の、と言う意味を持ちます。
作曲家たちが感じた、旅先での音のスケッチを指先で綴れたらと思っています。