クリスマススペシャル講義 〜J.S.BACH クリスマスオラトリオ〜
クリスマススペシャル講義 〜J.S.BACH クリスマスオラトリオ〜

早いもので、2023年もあと1ヶ月と少し。来月はクリスマスです。

 

昨年から開催しておりました中西学院長によるオンライン音楽講義も5月末に全12回を終え、何だか慌ただしい日々を過ごしていましたが、この度皆様からのお声を受け、クリスマス前に“オンラインスペシャル講義”として『J.S.BACH  クリスマス・オラトリオ』を開催する運びとなりました。

 

年の瀬のお忙しい時期ではございますが、ぜひたくさんの方のご参加をお待ちしております!!!

 

アーカイブ配信も可能です。

 

クリスマスオラトリオ講義チラシのサムネイル

 

〜クリスマス スペシャル オンライン音楽講義開催に寄せて〜

 

【クリスマス・オラトリオ】BWV248は、J.S.バッハが残した大曲の一つです。全6部(計64曲)にも及ぶこの作品は、前半の3部が《イエスの誕生と羊飼いたちとの出会い》、後半の3部が《イエスの命名と東方の博士たちの来訪》となっています。

 

日本で年末にかけてベートーヴェンの第九交響曲を演奏されることが多いように、ドイツでは毎年クリスマスの時期になると教会のミサやコンサートでこの作品が演奏される機会が多いそうです。

 

バッハがこの作品の最初と最後のコラールに【マタイ受難曲】の有名な旋律を用いたことは、イエス・キリストの降誕と受難を決して分けられないものとして考えていたことを示し、また神々しさを象徴するD-dur(ニ長調)を基調として作品全体が構成されていることは、バッハの音楽が宗教といかに強い結びつきを持っていたかを深く物語っているようです。

 

クリスマスを前に、バッハの音楽を愛する皆様と共に、バッハ作品を理解していく上で大切な導きでもあるこの美しいオラトリオを学べますことを楽しみにしております。

 

イデア・ミュージック・アカデミー
東海教室主任講師
日野あゆみ

 

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