夏休みも残りわずか。今年の夏は本当に暑かったですね。
東海(桑名)教室ではこの夏もグループレッスンを開催しました。
ピアノ演奏も少しだけしましたが、今回のメインは音楽鑑賞〜🎵
【ムソルグスキー作曲:展覧会の絵(ラヴェル編曲)】
5曲のプロムナードと絵を題材にした10曲、それぞれの曲からイメージした色紙を思い思いの形に貼ってもらいました。(時間の関係でカタコンブと死せる言葉による…はセットに 涙)
同じ部屋で同じ音楽を聴いていても、感じ方は人それぞれ。となりに座ったお友達が、何色をどんな風に貼っているのか気になりながら、自分の感じた色を自由に貼っていく姿がとっても可愛かったです🎶
「もともとはピアノ曲として作られたんだよ〜」ということで、イリーナ・メジューエワさんのCDを少し聴いてから、「それをラヴェルが編曲したんだよ〜」と、オーケストラバージョンを聴きました。「どこの国の作曲家かな?」「ロシアはどこにある?フランスはどこ?」「ロシアは今戦争をしているね。ウクライナも探してみようか。」と地球儀をクルクル・・・。
「テュイルリー公園の向かい側にはルーヴル美術館があってね、そこにこんな絵が飾ってあるんだけど、みんなこの絵知ってるかな?」と、モナ・リザを見せたら未就学グループ以外ほぼ全員が知っていました!感動〜。
『小人』が、日本で馴染みのある小人のイメージと違いすぎて、「怖すぎる」と不評でしたが、「でも今、可愛い音が聞こえたから、やっぱり小人じゃない?」「いや、でも今、ドアをギーーって開けるみたいな音がしたよ!先生ちょっと一回巻き戻して!」・・・ギーーー・・・「ぎゃーーーー!」と、賑やかなグループもありました。怖い夢見ないでね。
楽器の音あてもしながら、吹奏楽部に入っている中学生たちは、「これがアルトサックスの音とは思えない!」とか「チューバもメロディー吹くんだね」とか「ミュート知ってる!!」と嬉しそうでした。
『卵の殻をつけた雛の踊り』では、踊らずにはいられない子も。(けっこう長い曲なのに全力で踊ってくれて 笑 )
ビドロの意味、バーバ・ヤガのお話も少ししながら、最後の『キエフの大門』では「知ってる〜!!」「あ〜!これかあ〜」という子もわりといました。
ちょっと時間が足りないくらいでしたが、指導の中で〝弾む〟感覚や〝浮力〟、〝バネ〟の感覚を体感してほしいと思い、トランポリンを導入〜🎶
中学生はちょっと恥ずかしがるかなぁと心配していましたが、むしろ、幼児よりはじけていました🎶みんな楽しんでくれてホッ。そして、これは本当に取り入れてよかった!!その後のレッスンでも「トランポリンの感じ!」というと少し体が反応してくれます。
時間が余ったグループだけリズム遊びや音楽カルタ(また・・・)。
頑張ったご褒美にちょこっとおやつ。
この夏、コンクールに挑戦した生徒さんたちもそれぞれにベストを尽くして本当によく頑張ってくれました。
次のグループレッスンはまた冬ですが、その前に発表会🎶
2学期もみんな元気で乗り切れますように。
イデア・ミュージック・アカデミー
東海教室主任
日野あゆみ